【5年かかった】通訳案内士試験に独学で合格するまでの軌跡

通訳案内士合格への道

こんにちは!資格取得をライフワークにしている、兼業主婦のしかみです。

今回は、私が独学で通訳案内士という難関国家資格に合格するまでの、リアルな道のりを包み隠さずご紹介します。

ぶっちゃけ、結構回り道をしています!笑
最短距離では全然ないですが、無理なく自分のペースで合格しました。

「通訳案内士ってどんな資格?」「独学で本当に合格できるの?」「働きながら、子育てしながらって無理じゃない?」──そんな疑問や不安を抱えているあなたに、私の5年間の挑戦が、きっと役立つはずです。

そもそも通訳案内士試験とは?(おさらい)

通訳案内士とは、報酬を得て外国人観光客に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする唯一の国家資格です。日本の文化、歴史、地理などについて深い知識を持ち、それを外国語で的確に伝えるプロフェッショナルとして、インバウンド観光において非常に重要な役割を担っています。

試験の概要と合格率

試験は一次試験と二次試験に分かれています。

全国通訳案内士試験は、観光庁長官が実施し、JNTO(日本政府観光局)が代行機関として毎年1回実施しています。

  • 一次試験: 筆記試験で、以下の科目をマークシート形式で受験します。
    • 外国語(英語、フランス語、中国語など10言語から選択)
    • 日本地理
    • 日本歴史
    • 一般常識
    • 通訳案内の実務
  • 二次試験: 口述試験で、実践的な通訳・プレゼンテーション能力が問われます。

そして、その難易度ですが…

試験区分2024年度合格率
一次試験合格率18.6%
二次試験合格率53.3%
最終合格率10

ご覧の通り、一次試験から受験して最終的に資格取得に至るまでの合格率は約10%と、一般的にかなり合格率の低い難関資格とされています。「簡単には取れない」という事実が、この数字からお分かりいただけるかと思います。

初受験から合格まで5年!私の挑戦の道のり

偉そうに「産後半年で合格!」と書いていますが(嘘ではないですよ!)

正直にお話しすると、私が初めて通訳案内士試験に挑戦してから、合格を勝ち取るまでには足掛け5年もの歳月がかかっています。

「え、そんなにかかるの?」と思った方もいるかもしれませんね。

もちろん、その間ずっと通訳案内士ばかり勉強していたわけではありません。他の資格に手を出したり(色彩検定やFPなど、興味があった資格をいくつか取得しています。これらはまた別の記事で詳しくお話ししますね)、結婚・出産と人生の大きなイベントも経験しました。

ここでは、私のリアルな受験履歴を時系列でご紹介します。

 私の通訳案内士試験 受験ヒストリー

年度受験科目結果備考
2019年度初受験(勉強期間約1ヶ月半)日本地理、一般常識、通訳案内の実務:合格
英語、日本歴史:不合格
初めての受験で、正直なところ「どんなものかな?」という模試感覚でした。
2020年度英語、日本歴史英語:合格
日本歴史:不合格
前年度合格科目は免除を活用。日本歴史の壁を感じ始める。この間に結婚。
2021年度日本歴史、日本地理、一般常識、通訳案内の実務(英語免除)日本歴史:合格
その他科目:不合格
日本歴史にようやく合格!しかし、他科目を舐めてかかっていたため、まさかの失態。継続的な学習の重要性を痛感しました。
2022年度英語、日本地理、一般常識、通訳案内の実務(日本歴史免除)英語、通訳案内の実務:合格
日本地理、一般常識:不合格
この年、「歴史と地理が難しすぎる!!!」と感じ、試験免除のために歴史検定日本史2国内旅行業務取扱管理者試験を受験し、合格
2023年度一般常識、二次試験(一次試験は地理・歴史免除、英語・通訳案内の実務も昨年度合格で免除)一般常識:合格(一次試験突破!)
二次試験:合格(資格取得!)
この間に妊娠、産育休に入り、2023年7月に第一子を出産。育児と並行しての挑戦。

【必見】なぜ5年もかかったのか?独学の落とし穴と学び

独学のメリットと裏に潜む「落とし穴」

  • メリット:自分のペースで学習できる自由
    • 仕事や家庭の状況に合わせて、学習時間や内容を自由に調整できるのは独学の最大の魅力です。私も育児中に最後の合格を勝ち取れました。
  • デメリット:モチベーション維持の難しさ
    • 予備校のような強制力がないため、サボりやすいのが独学の落とし穴です。私も途中で他の資格に浮気したり、だらけてしまったりする時期がありました。
  • デメリット:情報収集と戦略立案の難しさ
    • 何から手をつけて良いか分からない、最新の出題傾向が掴みにくい、といった点で手探りになりがちです。これが、私の学習期間が延びた大きな要因です。免除を狙って別の資格を取る、という決断も情報がなかったので遅れました。

私の「遠回り」から学んだこと

振り返ってみると、もっと早く合格できたかもしれません。私の遠回りの主な原因は以下の2点でした。

  1. 徹底的な情報収集と戦略立案の不足(特に初期):
    • 「なんとなく受けてみよう」という気持ちで、出題傾向や合格に必要なレベルを十分に把握していませんでした。これが「英語」や「日本歴史」を何年も引きずった理由です。
    • 教訓: まずは最新の試験要綱、過去問の傾向分析、難易度のなどの情報j収集を徹底的に行うべし!
  2. 学習の継続性の欠如と浮気癖:
    • 他の資格に興味が移り、通訳案内士の勉強が途切れる時期がありました。短期間で集中して取り組めば、もっとスムーズだったはずです。
    • 教訓: 目標を一つに絞り、計画を立てて継続することの重要性。

しかし、この遠回りが無駄だったかというと、決してそんなことはありません。短期間で合格を目指すのではなく、自分のペースで勉強を進めたおかげで、資格に対するモチベーションは(上下はあれど)完全に失うことはなく、時間はかかりましたが最終的に合格に辿り着くことができました。

独学での資格取得は長い目で

私のように初めの方は模試のような気持ちで、「合格できなくてもいいや!」くらいの心持ちで受験するのも、独学の魅力の一つだと考えています。

なぜなら、独学での資格取得の意義は、単に「資格の合格」という結果だけでなく、「試験に向けた勉強による知識の取得、それによる自己肯定感の向上」にこそあるからです。

  • 知識の獲得: 好きな分野や興味のある分野を深く掘り下げ、知的好奇心を満たすことができます。
  • 自己肯定感の向上: 自分の力で目標に向かって努力し、成果を出す経験は、大きな自信につながります。これは仕事や日常生活にも良い影響を与えます。
  • 費用対効果: 高額な予備校費用をかけずに、自分のペースで学習できるため、経済的な負担が少ないです。

もちろん、「仕事で使うのでとても急いでいる!」「絶対に〇〇年までに合格しなければならない!!」という方は、独学ではなく予備校に通うのも近道となるでしょう。元も子もない話に聞こえるかもしれませんが、時間をお金で買う、という選択肢も賢明です。

重要なのは、ご自身の目的やライフスタイルに合った勉強方法を選ぶことです。私の経験が、その選択の一助となれば幸いです。

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